M邸の工事が始まりました。
M邸のキッチンの床は40年、暮らしの中でお手入れをされ、ずっと使いこんできたモノ
だからこそ放つことのできる存在感といぶし銀のような輝きをたたえていました。
足で踏んだ感触もしっかり・・・
新たな床材を・・・という方法もありましたが

撤去の日にキッチンの下の部分を
一部カットして現れた姿、この断面に
感じた木の命
この上に新しい床材は貼れない、
・・・そう思いました。
厚み18ミリのブナ材です。
床高が高く仕上げられており床下の環境もとても良い状態でした。
表面を磨き、新たに保護材を施して使用します。

写真(左)
上部は研磨して柿渋を試し塗りしたところ。
◆完成◆
M様のお宅・・・工事で伺うごとに
木戸をあける瞬間に
時空を超えて
懐かしい時に出会うような
そんな癒しの時間を重ねながら
雨には軒下で
庭の緑と門の構えがつくる
静かな時間の中に
佇む・・・
そうしているだけで
心静かな時の流れに
うっとりする・・・
そんな時間をいただきながら
工事は順調に進み完成しました。
写真は浴室です。
家族の歴史を見守ってきた・・・お風呂
今までのスタイルでのリフォームをご希望されました。
仕上げの素材は、従来のスタイルを生かして・・・
床と腰にタイル
壁はしっくい
開口部、天井等は・・・ごらんのように木です。
このように木が使われていますが
室内の乾燥状態はとても適度で、風通りもよく、すずやかです。
御影石を磨き、正面にあったキッチンに面した窓の部分は、
今回ふさぎ、モザイクタイルの中に、絵柄のタイルをあしらっています。
窓は一部傷んだ部分を、今回塞いだ部分の素材を利用して修復。
ノスタルジックなお風呂。見ているだけでも・・・
こころとからだが・・・ゆったりと包みこまれていきます。
M様のダイニングキッチン完成の様子です。
床は研磨し、柿渋にベンガラを混ぜたものを
塗りました。
腰は杉の板に柿渋を・・・
床の研磨は、年月の積み重ねがあるので
限界があります。
キレイに均一に、まっさらのように・・・
という所まではいきません。
色合わせ・・・色の調子をみながら、決めます。
そして、全体に塗りあがってみると
年月を経たからこそのとても味のある
レトロな雰囲気をかもし出す・・・
とても落ち着いた色合いになりました。
白いキッチンとのコントラストが美しく、新しい今の空気を
年月を積み重ねた空間が、ほわっと包み込む
懐かしさと優しさを感じる・・・そんな空間になりました。
そんな空間の完成に出会い、そこで感じる空気に包まれ
お施主様と共にそのできあがりを喜ぶ時、
とてもあたたかな気持に包まれます。
そして、この紡がれたご縁にあらためて感謝します。
[...] キッチンの床は、漬物石など重いものを動かしても傷のつきにくい堅い材質のものをお願いしました。今の床は40年前にリフォームしたブナ材ですが、工事が始まり床や床下を詳しく見られ、床材もしっかりしているとのことで、そのまま残すことに。表面を元のように磨き、ベンガラと柿渋を塗っていただき、大変落ち着きました。足ざわりも良く、夏は素足のままが心地良く、ブナの木の良さを感じています。このご提案は、とても嬉しく思いました。 時を越えて住み継ぐ住まい~神戸市M様邸 築70年戸建リフォーム~はこちら>> [...]
[...] 以前、お宅をリフォームさせていただいたMさまは着物の専門家。着物に関する様々なことを相談できる方です。 ◆Mさまのお家紹介はこちらから 時を越えて住み継ぐ住まい~神戸市M様邸 築70年戸建リフォーム~ [...]
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