
○ こだわった点、一番大切にされたことは?
昭和のはじめに建てられ、父母の代から受け継いできた住まいです。 
時を経た良さも生かし、そのまま使い続けるところと新しくするものとの
調和を希望しました。
キッチンの床は、漬物石など重いものを動かしても傷のつきにくい堅い
材質のものをお願いしました。
今の床は40年前にリフォームしたブナ材ですが、工事が始まり床や
床下を詳しく見られ、床材もしっかりしているとのことで、そのまま残す
ことに。
表面を元のように磨き、ベンガラと柿渋を塗っていただき、大変落ち着
きました。
足ざわりも良く、夏は素足のままが心地良く、ブナの木の良さを感じて
います。このご提案は、とても嬉しく思いました。
M様のお家紹介はこちら>>
時を越えて住み継ぐ住まい~神戸市M様邸 築70年戸建リフォーム~
○ リフォームをされようと思われた訳は?
くにけんを選んで下さったのは何故でしょうか?
台所が古くなっていたので、使い慣れていたのですが、
思い切ってシステムキッチンを入れ、水廻りの全面改装をと思いました。
ただ、折りにふれては手を入れ、住みついできたこの家に合った
リフォームをしてもらいたいと思っていました。
くにけんさんは姪の紹介です。お友達である社長さんにお会いし、
その際お誘いいただいたHDC神戸(ハウジングデザインセンター)での
イベントで、プランを伺い、実物も見ながら、システムキッチンなどは、
その時にほぼ決めてしまいました。
○ リフォームが完成し、住んでみていかがですか?
そのまま生かしたところと、新しいものが違和感なく馴染んでいて、
この家の風情がそのまま残せました。
新しい内装なども色遣いや質感を工夫されていて、これがインテリア
コーディネートですね。
キッチンは腰壁の杉板に柿渋、収納扉や天井の化粧板も色を揃えて
塗られていて、床や柱によく合っています。
白いシステムキッチンやダウンライト・シャンデリアがお洒落な新しい
雰囲気です。訪ねてきた親戚も馴染みある扉を開けると現れる、
珪藻土塗りの壁や天井がやさしく光を反射する、白と茶のコントラスト
が美しい新たな空間に驚いています。
浴室は、正面の窓だった部分をふさぐのに、タイルがあしらわれ、素
敵な一面になりました。
またその窓を別の窓の傷んでいる部分の修復に利用することができ
良かったです。
○ これからこんな風に暮らしていきたい…という
夢、想いはいかがですか?
まだ思い切って捨てられない壺や大きなガラスのビンがあるので、
それらを上手く使いこなせるように考えたいと思います。
これからゆとりを持って、日々楽しみながら、充実した時間を持ちたいと 
思います。
Mさまの横顔・・・着物のことならお任せ・・・
お着物に羽織という素敵なお召し物で迎えてくださったM様。
「絹は呼吸もしているし、着物はとても温かいんですよ。」と
1月は着物姿で過ごしていらっしゃるとか。
また「着物なんでも相談」をされているので、
お母様の着物をお嬢様にあわせて仕立て直し。
金箔で模様を描いてシミ隠し。
着物から洋服にリフォーム…など。
色々な形で着物を大切に引き継いでいくお力を貸していただけます。
場所:神戸市垂水区
改装面積:約20㎡
築70年木造在来工法 DK部分築40年
竣工:2007年8月
(取材:吉田静代)
初出:情報誌Wing vol.35 株式会社くにけん発行
2008.02.01
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